「DAL 1836」というのは、英語では「Since 1836」、フランス語では「Depuis 1836」、日本では「天保六年創業」にあたるのでしょう。菓子店が歴史と伝統を強調するのは、万国共通ということのようですね。
アーモンド50%ということで、アーモンドがぎっしり。
断面の粘度が高いため、切った後しばらく刃にくっついていました。
口に入れてまず感じたのが、花のような甘い香り。ふわっと鼻に抜けていって、華やかな余韻が残ります。
ヌガーバーのパッケージにも、金色でSperlariの文字がエンボスで印字されていて、なんともきらびやか。ギフトにぴったり。自宅用として消費してしまうのは、少しもったいないような気がします。
まずは、ソフトヌガーを味見してみました。
ペティナイフで切ってみようとしましたが、ソフトヌガーのはずなのに、すごく硬い!包丁の刃を当てて、体重を乗せて押し切りました。
花のような香りといっても、人工的な香料のようなどぎついものではなく、あくまでも自然なふわっとした香り。
甘さも、ヌガーと聞いてイメージするような濃厚な甘さではなく、ふんわりした甘さ。これははちみつによるものでしょうか。
こんな香りと味は、初めてです。
こちらは、ハードタイプなので切るのが大変でした。ペティナイフより包丁の方が安定するかもしれません。あるいは、ちょっと切れ目を入れて、手で割った方がよかったかも?
英語の原材料表記を見ると、「天然香料(レモン)」の記載があるので、華やかな香りにはレモンが一役買っているのかも。
でも、レモン香料が入っていないハードタイプのアーモンドヌガーも、同じような花の香りがしました。
ソフトタイプは、はちみつが2.3%だったのに対し、こちらははちみつが30%。入っているのはバニラの天然香料ですが、やはりバニラの花が入っているのかしら?と思うほど、花のような香りがします。
この独特の香りはやはり、香り高いはちみつのなせるわざ、ということでしょうか。
ハードタイプも、ソフトタイプと同じく甘さ控えめ。どちらもアーモンドぎっしり。このアーモンドは、それほど深くローストされておらず、あまりカリッとしていません。
アーモンド本来の風味をしっかり味わえるとはいえ、もう少しカリッとローストされている方が食べやすいような気がします。
特に、顎関節症を患っている身としては、このアーモンドの硬さはなかなかのクセモノ。
歯の悪い中高年に配慮したのでしょうか、このギフトボックスには、柔らかくて食べやすいダーク&ホワイトチョコレートがけのソフトヌガーも入っています。
こちらは、ヌガーの柔らかさが全然違います。ヌガーフィリングのチョコレートという感じ。
ヌガーよりチョコレートが勝っていて、花の香りはしません。
私も夫も、ホワイトチョコレートはあまり好みではないのですが、このホワイトチョコレートは美味しかった!甘すぎず、くどすぎず、ヌガーとの相性抜群です。
残りのヘーゼルナッツ入りのチョコヌガーは、甘さ控えめのチョコバーといった感じでした。
アーモンドヌガーのような花の香りはありませんが、ヘーゼルナッツが香ばしくカリッとしているうえ、砕いてあるのでアーモンドのような硬さはありません。
チョコレートタイプも美味しいのですが、やはり何と言っても、花の香りがふんわり香るアーモンドヌガーは、他にはない香りと味が群を抜いていました。
このような、普通には売っていない変わった食品を楽しめるのは、まさにコストコならでは。
2022年も、「コストコならでは」の出会いを期待してコストコに通います。
なお、このギフトセットは、ホリデーシーズン限定の販売だと思いますが、コストコオンラインでは、店頭と同じ価格でまだ販売されています。興味のある方はぜひ、試してみてください。わが家では大変気に入りました。
賞味期限は5月までと比較的長いので、コーヒーや紅茶のお伴に少しずつ楽しめると思います。
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