そのあきたこまち、現在はパールライスの秋田県産あきたこまちになっていますが、数年前にアイリスオーヤマの低温製法米のあきたこまちだったことがあります。
豊作で全般的にお米の価格が安かった年で、10キロ3,000円を切っていた記憶があります。
このアイリスの低温製法米のあきたこまちが、今まで記憶にある中で一番美味しいお米でした。
とにかく粒が大きくて、一粒一粒がふっくら。甘みが強くて、実に美味しかった!
わが家はあきたこまちの大ファンで、玄米で買ってその場で精米してくれるのを買ったりしたこともありますが、それより安いアイリスの方が美味しさが勝っていました。
わが家のように夫婦2人で消費スピードが遅い世帯でも、時間が経っても味の劣化が少なく、米中心のわが家にとって「よき時代」でした。
そのアイリスのあきたこまち、いつの間にかコストコから姿を消し、値段も上がっていきました。今では、Amazonの定期おトク便でも2,153円になっているので、10キロ当たりで計算すると4,300円。ずいぶん、値上がりしてしまいました。
あの「古き良き時代」は、もう戻ってこないのでしょうか。
アイリスのあきたこまちが手に入らなくなったのは残念ですが、もちろん、アイリスでなくても、あきたこまちはとても美味しいお米です。
わが家では、これを土鍋で炊いています。いったん土鍋で炊いたご飯の美味しさを味わってしまうと、もう炊飯器には戻れません。
土鍋と聞くと、「火加減が難しそう」と思われるかもしれませんが、わが家が使っている土鍋は火加減の調節は一切不要!
「それって、長谷園の『かまどさん』のこと?よさそうだけど、1個1万円もするやつでしょ?」と思われた方、実は、「かまどさん」以外にも火加減の調節が要らない土鍋があるのです。
それがこちら、「みすずご飯鍋」という商品。
ころんと丸い可愛いフォルム。
お値段は3合用で税抜き1,885円!かまどさんの5分の1です。楽天で買えます。
火加減の調節は全く不要で2合なら25分(12分炊飯+12分蒸らし)で炊けます。
ガスレンジをタイマー機能付きのものに変えてからは、勝手に火が消えてくれるので、いちいちキッチンまで火を止めに行く手間もなくなりました。
楽天の購入履歴を見たら、本体は2011年に購入しているので、もう7年半ぐらい使っている計算になります。一度フタをうっかり割ってしまったことがあり、フタ単品は900円で買えるのですが、送料を考えると本体ごと買った方が割安なので本体ごと買ってフタだけ新しいのに変えました。
ただし、「吹きこぼれなし」というかまどさんとは違って、シューッと蒸気が上がった時に蒸気穴から少量が吹きこぼれることがあります。でも、大惨事!というほどの吹きこぼれを起こすわけではなく、10秒もあればサッと拭える程度なので、味の美味しさとお値段を考えると、全然苦になりません。
土鍋で炊いたあきたこまちの美味しさを実感するのは、外食したとき。
わが家ではよくステーキハウスのブロンコビリーを利用するのですが、ブロンコビリーのウリの一つである「大かまどで炊いた魚沼産コシヒカリ」も「普通に美味しいご飯」という認識で、全然感動がありません。「うちの方が若干美味しいかな?」とさえ思ってしまいます。普段おいしいご飯を食べ慣れてしまうことの弊害と言えば弊害と言えるかもしれません。
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