2020年8月2日日曜日

コストコ新商品のチョコバー、「大人の味」アレンジをご紹介

今年の夏に新たに登場した「カークランドシグネチャー チョコアーモンドディップ バニラアイスクリームバー」(長いよ、名前……)。


パルムっぽい見た目のチョコアイスバーが18本入っていて1,628円。1本当たり90円。

バニラアイスは、ラクトアイスではなく、ちゃんと乳脂肪分の高いアイスクリーム。


持ち手のところに「カークランドシグネチャー」の印字がしてあって、ちょっと高級感があります。

チョコレートのコーティングが分厚くて、バリッバリの食感。クランチアーモンドのザクッザクの食感と相まって、食べ応えたっぷり。


中のバニラアイスは、それほどミルキッシュではなく、さっぱりあっさりめのお味。

私は、あまりミルク風味が強いアイスクリームが好きではないので、これぐらいあっさりしている方が好みです。

ただ、あっさりしているとはいえ、中年夫婦にとって1人1本は多すぎました。最後の方は、やや飽きてしまって「うっぷ~」状態に。

冷凍庫スペースの占拠具合が半端ないこともあって、「勢いで18本も買い込んでしまって失敗した?」とちょっと青ざめました。

写真は冷凍庫の中段の様子。11本で、このスペース感。


が、アイスコーヒーやエスプレッソなどの苦みの強いドリンクのお伴として、夫婦2人で1本をかじると、ちょうどいいボリューム感になることを発見。

そして、ふと思い付いて、持ち手から外して器に入れ、上から熱いエスプレッソをかけてアフォガード風にアレンジしてみたら、これがめっぽう美味しかった!

こんな風に包丁で、アイスだけを外します。それほど硬くはないので、外すのに苦労はありませんが、ケガをしないようにご注意を!


器に移して、ジャクジャクっと突き崩し、ネスプレッソで抽出したエスプレッソをかけて完成!


ドリンク風にしたい場合は熱々のエスプレッソを、デザート風にしたい場合は、やや冷ましたエスプレッソをかけてと、お好みで調整を。

チョコレートは最後までパリパリのまんま残っています。

バニラアイスにクセがないので、コーヒーに浮かべるアイス代わりにぴったりです。

わが家のように夫婦2人の少人数世帯で、なかなか大容量のチョコバーを消費できない……と購入を迷っていらっしゃる方も、この方法なら美味しく消費できます、というご紹介でした。




ところで、コストコブロガーのmarronroyさんによれば、この商品をめぐって米国で集団訴訟が起こされたそう。

「『本物の』チョコレートを使っていないのに(要するに、日本で言う「準チョコ」なのに)、チョコレートという名称を使っているのはけしからん!消費者をあざむく不正行為だ!」ということのようです。

アイスクリーム製品のコーティングに使われているチョコレートは、加工の都合上、まずほぼ準チョコレート。「本物の」チョコレートは、融点の関係で使うのが難しいらしいです。

というわけで、アイスバーに本物のチョコレートを期待する方が間違っているような気がするのですが、これって日本人的感覚なんでしょうか。

Top Class Actionという消費者の集団訴訟を支援するサイトに、この件に関する詳細な記事が出ていて、そのコメント欄に「Add me」(私も訴訟に加わります!)という書き込みが400件以上……

中にひとり、「実害はないじゃないか。成分表示欄にはちゃんと記載されているんだし」と、私から見ればもっともなコメントを書いた人がいましたが、他の人から「倫理観が欠如している」「あなたはこのサイトへのアクセスを禁止されるべきだ」と袋だたきにされていました。

「猫を電子レンジに入れたらだめって書いてないから、シャンプー後に電子レンジに入れて乾かそうとしたら死んじゃった!どうしてくれる!」とか「テイクアウトのコーヒーがこぼれて火傷した!熱いコーヒーを出した店が悪い!」とか、消費者の集団訴訟という場面になると、アメリカ人は急に知能指数または常識的判断力が低下するようです。

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以下、雑記

「いらんこと言い」と「いらんことしい」

少し前の「雑記」で、親戚(夫の父方のおばにあたる)の老婦人が、介護施設にお世話になっている義母のために写真集を送って下さった話を書いたが、その写真集にはお見舞いと、「さつき様」と記した封筒が同封されていた。

便箋2枚に美しい達筆でしたためられた私宛ての手紙には、「さつきさんには、日々お母さんと(夫の名前)君他、いろいろお世話になりまして、まことに有り難うございます」と書かれていた。

この老婦人、別に夫を親代わりに育てたとか、そういう近しい関係の人では全くない。

義母はともかくとして、夫の「世話」のお礼を言われる筋合いはない。夫が健常な人よりは日常生活にサポートを必要とするので、ご本人はおそらくそのことを念頭に置かれたのだろうが、はっきり言って不快だ。

余計なことを書く人だな、と思った。

ちなみに、私と夫が結婚したときも、この老婦人、義母宛ての手紙にこういう類のことを書いてきて、義母が「親代わりに育てたって言うなら分かるけどな、そういうわけでもないのに、いらんこと書いて。おとうさんに言うたろ」と憤慨していた。

こういう余計なことを言う人を、大阪弁では「いらんこと言い」という。

さて、同じ「雑記」で、義母の入院中、夫のきょうだいから大量の本の差し入れがあって、その処分に辟易しているという話も書いた。

昨日、義母が入所している介護施設から夫宛てに電話があり、「きょうだいさんが、○○を持って来られたのですが」とのこと。

施設からの電話はスピーカーホンで私も聞くことにしているのだが、○○があまりにも予想外のもので、なんのことかよく分からなくて聞き返したら、なんと「まくら」を持ってきたのだという。

施設の方は、「施設で用意されている枕で全く問題はないのですが、せっかく持ってきていただいたので、足用の枕にさせてもらいます」とのことだった。

数日後にグループホームに転所が決まっているので、余計な荷物を一切増やして欲しくないのに。

大量の荷物を車に積んで下ろして、グループホームの駐車場から部屋まで持って上がるのは私だ。私の身にもなってくれ。

おまけに、認知症が進んでいて全く目が離せない義母のケアで施設のスタッフさんの手をすでに十分わずらわせているのに、枕なんか持ってこられて、その対応にスタッフさんの時間が取られただろうに。

なのに、まくら……

グループホームで「いりません」と言われたら、持って帰るのはうちだ。

ほんと、余計なことばっかり。

こういう余計なことをする人のことを、大阪弁では「いらんことしい」という。

「ほんま、いらんこと言いやわあ」「いらんことしい、めちゃうっとうしいわあ」と大阪弁で何度もつぶやいたら、「余計なこと書いて」「余計なことして」と標準語で悪態をついていたときより、やや心が落ち着いた。

大阪弁の妙なり。


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