ちなみに、モカというのは、コーヒーの品種の名前ではなくて、コーヒーを出荷していたイエメンの「モカ港」に由来しているそう。
モカ・イルガチェフは、イエメンの対岸に位置するエチオピアのイルガチェフ地区で生産されている豆で、高級なコーヒー豆として知られているとのこと。
私は、モカといえば「モカ・マタリ」ぐらいしか知らず、今回コストコで購入して初めて知りました。イルガチェフという響きから、なんとなくロシアの殺し屋的なイメージを抱きましたが、全く見当外れもよいところでした。
コストコのレギュラーのハマヤドリップコーヒーが1個25円程度なのに、こちらは通常価格だと1個およそ60円と、かなりのお値段の差があるのは、そういうわけだったのですね。
今回は800円引きという大幅値引きで購入できたので、1個40円と、とてもリーズナブル。
お味は、「フローラルでフルーティ」というパッケージの説明書きどおり、軽く華やか。酸味も感じられますが決してキツすぎず、苦みとのバランスがとてもよいように思います。
さっと手軽に飲みたいときに、これだけのレベルのコーヒーがこのお値段で味わえるなら、十分満足です。
ただ、ドリップバッグの注意点として、粉の量が少なめ（1杯8g）なので、お湯の量はしっかり説明書きどおり140mlを守った方がよいと思います。私は、スケールの上にカップを乗せてお湯を注いでいます。
ハンドドリップ（通常1杯10g）と同じ感覚でお湯を注ぐと、コクも香りも薄々のシャバシャバになってしまいます。
あと、軽く華やかな風味を味わうには、絶対にブラックがオススメです。ミルクを入れてしまうのは、モッタイナイ。
高級なコーヒーをお手軽なお値段で楽しめるのは、コストコならでは。ちょっとしたギフトとして、おすそ分けに使いやすいのも、うれしいポイントです。
以下雑記。
はっと気付いたら、はやくも2021年の半分が終わろうとしていてがく然。
ここ数カ月、折に触れて頭の中でリフレインするフレーズが、「自分を幸福にしない、自分というシステム」。
ちなみに、2020年に最も頻繁に胸に去来したフレーズは、「後は野となれ、嫁がやれ」。義母のことです。多くは語るまい。
2021年後半は、もう少し楽しいフレーズが胸に去来するよう、なんとか工夫していきましょう。
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