去年の夏も同じメーカーのものを購入しています(過去記事:コストコのダンジネスクラブを初めて食す~ガーリックオイルとの相性バツグン!そのまま食べるより絶対オススメ!)が、パッケージが変更になっています。
去年のは、袋がふわっとケーブルで縛ってあるだけでしたが、今年はちゃんと密封されていました。
ただ、私が買ったタイミングのせいか、なぜか日本語ラベルが貼られていない状態でした。
レジでスキャンする時になって、係の方がラベルがないことに気付いて、わざわざ売り場まで品番を確認に戻られていました。
去年のラベルには、「生食用」「加熱の必要はありません」と書いてあったのですが、今年はラベルがないので確認のしようがなく。
ただ、パッケージの英語の説明は、「食べる前に加熱してね」「4分間、茹でるか、蒸すか、あぶり焼きにしてね。200℃のオーブンで4分間焼いてもOKよん」と、去年と全く同じでした。
商品タイトルの部分に「WHOLE COOKED」(丸ごと調理された)とあるので、加熱調理済みということで間違いはないようです。
バットいっぱいの大きさなので、購入するときは冷凍庫に余裕があるときか、あるいは次の日に食べる予定にして冷蔵庫保存しないと、冷凍庫が大変なことになります。
解体の仕方は、パッケージにイラスト入りで詳しく書いてあります。
文字を読まなくても、こういう風に持って、こういう風に殻を外したらいいんだな……ということが分かる、親切なイラストです。
説明によると、殻を外して、内臓と胴体の両側にある指みたいな形の「肺」を取り除いた後、カニを水ですすぎ、両手で持って半分に割る、とあります。
この「内臓」に、日本人の多くが愛するカニみそが含まれるのかどうかは不明。ネットで検索した限りでは、アメリカ人はカニみそに寄生虫がいると考えていて、食べない人が多いようです。
私は、みそでアレルギー性の腹痛を起こしたことがあるので、今回、内臓系は全部気前よく捨ててしまいました。
実は今年春に、コストコで購入したスキャンピーの頭で味噌汁を作ったら、ものすごい食物アレルギーを起こしてその後1ヶ月は体調がすぐれず、甲殻類の内臓系の恐ろしさをまざまざと実感したばかり。
私のようにアレルギー体質の方は、「あますところなく使い切ろう」と頑張らずに、内臓系は思い切りよく捨てた方が無難かもしれません。
このダンジネスクラブは、タラバガニのようなほろほろした身ではなく、しっかり硬めの身で、味も甘みというよりは、やや塩気の強い濃厚な味。去年の経験から、生食するよりも、調理した方が好みです。
去年は、本体部分をグリルパンで焼きましたが、今年は胴体の身を全部ほじくり出して脚と一緒に調理することに。こうした方が食べやすくて、結果的に大正解でした。
オーブン調理される方は、ガーリックバターソースをかけながら15分ほど焼くと、サンフランシスコの有名シーフードレストラン「クラスタシアン」の味になるみたいですよ。
私はバター風味が好きではないので、去年と同じく、オリーブオイルとガーリックで調理しました。
フライパンにニンニクを入れ、たっぷりオリーブオイルを注いでガーリックの香りをつけたところに、カニの脚を投入。カニの脚にオイルを絡めた後、ほぐした胴体の身を入れて、オイルとなじませました。
ほぐした身とたっぷり残るオイルは、コストコのカントリーフレンチとの相性抜群。
脚と特にツメは、殻が硬いので、専用の「カニ割り」という用具で割りました。
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ツメの部分にも身がぎっしり。
ギュッと味の濃厚な身に、ガーリック風味のオリーブオイルがからんで、とても美味しくいただきました。
ただ、ガーリックオイルをからめた殻を割りながら食べると、手がベタベタになって大変。
割りながら食べるのもいいですが、次は、脚やツメも身をあらかじめほじくり出して、パスタやリゾットにして、カニの身だけをじっくり味わいたいと思いました。
カニが好きで好きでたまらない!という方は、「あの、ほじくる作業がいいんだよ」とおっしゃるかもしれませんが、「作業しながら食べる」というのがどうも落ち着かないんですよね。
ちなみに夫は、食べやすくほぐした胴体の身ばかり、パンにのせてパクパク食べていました。
パンに乗せるのもいいけれど、このままパスタとからめて食べてもよかったかも?
1杯1,800円ちょっとと、結構高級な食材なので、シーズンに1回食べたらそれで満足という感じですが、もしお値段が下がったらもう一度買いたいぐらい。
去年も今年も夏に販売されているので、これからはコストコのダンジネスクラブが毎年夏のお楽しみになりそうです。
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