食費節約の一環として、みそ汁用のだしを、花かつおからいりこに変えました。
コストコで売っている「御徳用 花かつを」は、500g入りで1,298円。
昆布との合わせだしで、1リットル15~20gずつ使うと、約25~30回分。
わが家は、2日に1回だしを取るぐらいのペースなので、1カ月あたりで計算すると650円。
これをいりこに替えた場合、スーパーで購入した300g約500円の商品だと、1回10gで2カ月いけるので、1カ月あたり250円。
1カ月400円ぐらいの節約になります。
なお、自分でだしを取った場合(2日に1回のペースと想定、実際には中華スープや麺類のこともあるので、これより少ない)のおおよそのコストも参考までに計算してみました。
昆布を1回10g使うとすると、コストコの260g入り1,080円の日高昆布の場合、1カ月620円ほど。
ちなみに、コストコで販売しているのと同じ日高昆布が最近、近所のスーパーのセールで1パック130g620円ほど(税込み)で販売されていました。コストコはその2倍の量の通常価格が1,080円ですから、昆布を大量消費するわが家にとっては、大変ありがたい。
したがって、コストコの割安な商品を使って考えた場合、
かつお節+昆布だと、1カ月1,270円。
いりこ+昆布だと、1カ月870円弱。
費用の面だけで見ると、「ほんだし」やだし入りみそを使った方がはるかにお得になります。一方、コストコで人気の久世福商店の万能だしで1カ月同じ量のだしを取ることを考えれば、自分で取った方がかつお節でもやや安いぐらい。
私は、料理に手をかければかけるほど美味しくなくなっていくという、典型的な料理下手なので、せめてみそ汁ぐらいは美味しいものを作りたい。
というわけで、だしにかけるお金は、これ以上は削らないことにします。
なお、いりこだしに使っているいりこは、近所のスーパーの一番安い商品です。一時期コストコの煮干しを使っていたけれど、生臭さが気になってやめてしまいました。ただ、その当時は、圧力鍋でだしを取っていて、おそらくそれが生臭さの原因の一つだったのでしょう。
圧力鍋は時短になるけれど、やっぱり丁寧に煮立てて取っただしとは違います。
優しい京都弁の語り口がなんとも魅力的な土井喜晴先生によると、
「強火だと昆布がふんわりと大きくならないうちにだしが煮立ってしまって、味がよく出ない」
「だしが火傷するような感じで風味が悪くなる」
とのこと。
圧力鍋は、圧力がかかるまで強火でガンガン加熱するので、やはり風味が悪くなるのか。
もう一つの原因として、コストコのいりこは、「大羽」というサイズの大きなもの。
大羽いりこは、しっかりうま味の濃いだしが取れるのでうどんつゆなどには向いている一方、あっさりしただしが好みなら、小さいサイズの方がよいそう。
いりこを小さいサイズにして、さらに一晩水出しにするだけで火にかけないことで、生臭みが全く気にならなくなりました。
いりこについては、スーパーでも質の良さそうな商品が十分安いので、コストコ商品にこだわらなくてもいいような気がします。
なお、手をかければかけるほど美味しくなくなったものの最近の一例は、バナナグラタン。
コストコで買ったバナナの消費方法として、グラタンにしてみましたが、バナナをそのまま食べた方が美味しかったです。
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