お値段1袋798円。900グラム入りで、個数を数えたら12個入っていました。1個当たり約67円。
このライム、私は本当は買いたくありませんでした。
食費の節約を目指しているのに、1袋800円。
ライムジュースなら、業務スーパーでも安く取り扱っていそうなのに。
でも、夫が主張するので、仕方なくカートイン。「食費」じゃなくて、「娯楽費(夫)」に計上したいぐらいの気分でした。
さて、買ってみたはいいものの、夫を問い詰めたところ、確たる「用途」を想定していなかったことが判明。
「絞って炭酸水に入れて飲んでみたい」とか、その程度なら本当にスーパーで1個買ってきて味見すればいいだけなのに。「今月こそ食費を5万円に収めるぞ」と頑張っている妻の心夫知らず。
とにかく、古くなってしまう前に何か用途を見つけようと、近年オシャレ女子の間で流行っているデトックスウォーターに挑戦してみることにしました。
が、ライムを使ったレシピを検索してみて、非常に気になった点がひとつ。
「ライムを輪切りにして」と書いてあるのですが、皮、剥かなくていいんでしょうか?
たしかに、まん丸ライムの輪切りが入ったデトックスウォーターの見た目はとってもおしゃれ。
でも、コストコのライムは、メキシコから輸入されたものなので当然、防かび剤が使われています。
レシピの中には「皮をよく水洗いして」と書いてあるものもありますが、輸入されたレモンやオレンジの皮に付着しているポストハーベスト農薬は、水洗いではほとんど落ちないそうです(食品分析の専門家が詳しく説明されているサイトはこちら)。
紅茶にレモンのスライスを入れたりするのはよくあることですが、あれは「一切れ」を1、2分入れるだけ。
でも、デトックスウォーターは、投入してから何時間も置いておくもの。
心配性な私、ライムの皮から防かび剤がじっくり溶け出してしまうのでは?という疑念がむくむく。
デトックス(解毒)ウォーターどころか、トキシック(有毒)ウォーターができてしまうのではないのか……?
まあ、上記の専門家の解説サイトでは「防かび剤が残留していたとしても、普通に食べる分には、人体に対するリスクは非常に低い」という結論を導き出していますが、だからといって見た目がオシャレな飲物のために、余分な化学物質をわざわざ体内に取り込む気にはなれません。
というわけで、ライムの皮を全部剥いて、デトックスウォーターを作ってみました。
皮は硬いので、まな板に置いて包丁で削いでいくやり方で剥きました。
あいにく、おしゃれなガラス瓶がなかったので、無印良品の冷茶用ポットに投入。
……おしゃれ感ゼロ。びっくりするほど、映えない見た目。デトックスウォーターと名乗るのは、おこがましいにもほどがある!
「ライム果実入り浄水器の水」が正しい名称。
でも、見た目に反して、味は美味しかった!一口含んで飲み下すと、口の中が爽やかになる感じ。
レモンのようなツンとくる酸っぱさは全くなく、やさしい酸っぱさとでも言いましょうか、酸っぱいのが苦手な私でも全然気になりません。
さらには、ライムの苦みもしっかり感じられて、思った以上に良い味でした。
これ、暑い季節になったら、とても重宝しそう!冷蔵庫に常備しておきたいぐらい。
「こんなに大量のライム、どうやって消費するつもり?」と、夫をネチネチ責めてしまいましたが、リピ買いすることになりそうです。
ちなみに、ネットではポストハーベスト農薬不使用のライムが買えますが、お値段はコストコの3倍近く。
でも、ライムのはちみつ漬けとか砂糖漬けとか皮ごと使いたい場合、私のような心配性な人間は、心の平安をお金で買うと思って防腐剤不使用のものを買った方がよさそうです。
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