2019年10月23日水曜日

モチを名乗るには圧倒的にモチモチ感が足りない~井村屋「もちアイス」

前回のコストコショッピングで購入した井村屋USAの「モチアイス」。

コストコ もちアイス
あずきバーで有名な井村屋さんの逆輸入商品で、なんでも日本ではコストコでしか買えないんだとか。


逆輸入商品なので、パッケージ表記はすべて英語。


日本語の知識が全くないアメリカ人でも分かるように、商品名の横に「(pronounced MO-CHEE)」(モー・チーと発音します)と注意書きが書いてあります。

イラストには、「chewy mochi rice dough:かみごたえのある米でできたモチ生地」「delicious ice cream center:中には美味しいアイスクリーム」との説明入り。

「井村屋は1896年創業の日本のお菓子の会社です」と、伝統ある会社であることもさりげなくアピールされています。

1896年といえば明治22年。Wow(ワオ)、井村屋ってそんなに古い会社だったんですね。知りませんでした。逆輸入商品に教えられました。

私が購入したときは試食のワゴンが出ていて、試食係の方によれば、尼崎店ではこれまで試食に出たのは2回のみ。値引きもほとんどないそうですが、たまたまクーポンが出ていて、通常価格1,758円から360円引きの1,398円で購入できました。18個入りなので、通常価格だと1個当たり約98円、値引き後で78円です。

味は、バニラ、マンゴー、ストロベリーの3種類。


6個入りが1パックになっています。個包装にはなっていません。結構スペースを取るので、開封後は密閉容器に移して冷凍するのがオススメ。


上の写真はストロベリー。ほんのり控えめなピンク色。人工着色料を使わず、アカビートジュースという天然の色素が使われています。マンゴー味は鮮やかなオレンジですが、これもターメリックで色づけされています。

また、人工香料も使われておらず、さらに使用されている牛乳は「rBST(合成牛成長ホルモン)」を投与されていない牛から絞られたもの(FROM COWS NOT TREATED WITH  rBST)と、素材へのこだわりが感じられます(注1)。


試食に出ていたのはマンゴー味で、ちょうど店内を歩き回ってのどが渇いていたこともあり、中身のマンゴーアイスの美味しさに感激。

ただ、私はあまりミルク風味の強いアイスが好きではないので、バニラ味が大丈夫かどうか迷っていたら、試食係の方がパッケージを開けてバニラも味見させてくださいました。

濃厚なバニラの味で、これも美味しい!購入を即決定しました。

もち系アイスといえば、ロッテの雪見だいふくが代表的な商品ですが、雪見だいふくがアイスミルクなのに対し、井村屋USAのモチアイスは、アイスクリーム。やはり濃厚さが違います。

ただ一つ、ちょっと気になったのは、外のモチ生地がけっこう硬く感じること。雪見だいふくって、もっと柔らかかったような気がする……と思いつつ、実際に食べるときは、もう少し室温に置いておいたら柔らかくなるのだろうと予想して購入しました。

が、ならなかったんですねえ、これが。


少し時間をおいても全然、モチモチしてきません。

かなり時間をおいたらモチモチしてくるのかもしれませんが、その前に中身のアイスが溶けてきてしまいそうで、そこまで待てない。

お餅というものは、噛んだら歯がめり込むようなモチモチ感があるものですが、これはない。

噛んだら、ブツっとそこで生地が切れます。モチモチ感とはほど通い、ブツブツ感。

当然、のどごしもモチっツルとした感触ではなく、ボソボソとしたのどごし。

雪見だいふくの生地の方が、もっと出来がよかった気が……ただ、私が雪見だいふくを食べたのは、もう何年も前。というか10数年前?

そもそもミルク味のアイスというのが好きではないので、どんなものか一度食べてみようと思って食べただけで終わった記憶がうっすら残っているのみ。

ぼんやりした記憶だけで、雪見だいふくの生地に軍配を上げるのは不公平ではなかろうか、ということで、雪見だいふくも買ってきて食べ比べてみました。


購入するのは、本当にものすごく久しぶり。パッケージ写真の雪見だいふくの後ろからそっと、うさぎさんがこっちをのぞいていたりして、可愛い。

見た目は、けっこう井村屋のモチアイスと似ています。


が、記憶通り、生地のモチ感は、やはり雪見だいふくの方が圧倒的に上でした。

びよーん、とまではいきませんが、ちゃんとモチモチしています。「大福」を名乗れるレベルです。

しかも、中のアイスミルクも濃厚なバニラアイスとは違うものの、さっぱりした風味で、これはこれで美味しかった!スーパーで割引になっていたら、また買って食べたい(ちなみに、ケチンボな私が定価でも「食べたい!」と思った時に買うのは、ジャイアントコーンとロックアイスだけ)。

ロングセラー商品には、やはり高い実力が備わっているのだと実感しました。

というわけで、井村屋のモチアイスは、中身のアイスクリームはとても美味しいのですが、「もち」を名乗るには生地のモチモチ感が、モチっと不足、いえかなり不足しているという結論にいたりました。

パッケージには、「お召し上がりの際はもちをのどにつまらせないようにご注意下さい」との注意書きがありますが、一個まるまる頬張りでもしない限り、そのようなハザードは起こりそうにありません(注2)。


(注1)
パッケージには「rBSTを投与していない牛から絞ったもの」との表記がありますが、それにさらに注記が付いていて(日本語ラベルを剥がしたところ)、「rBSTを投与した牛と投与していない牛から絞った牛乳の間に、有意な差異は示されていない」と記されています。

この背景には、「rBSTフリー」を謳った商品表示をした乳製品メーカーに対し、「ポジラック」の商品名でrBSTを販売しているモンサント社が「消費者に誤解を招く」として訴訟を起こし、その後いくつかの州で「rBSTフリー」という表示は誤解を招くとの判決が下されて、rBST不使用を表示する際には、「rBSTを投与した牛とそうでない牛の牛乳には、有意な差異はない」というただし書きを付けることが義務付けられたことがあるようです。

なお、rBSTの使用は、EU、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル、アルゼンチンでは禁止されています(参考サイト:英語版Wikipedia)

ちなみに、日本ではrBSTの使用は認可されていません(英語版Wikiには「禁止」と書かれていますが、正確には禁止ではなく「認可されていない」)が、認可されている国からチーズや原乳の形で輸入されるものについては、規制されていません(参考サイト:日本語版Wikipedia)。

(注2)
生地にモチモチ感がないとはいえ、もちろんお子さんと高齢者は、喉に詰めないように十分にお気を付けください。商品の英語ラベルは、日本語ラベルよりさらに詳しく「モチ生地は粘度と弾力があるので、子どもと高齢者はのどに詰まらせる危険があります。飲み込む前に、よく噛んで下さい」と警告しています。



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