2021年12月19日日曜日

セキララ食卓日記:12月16日~豆パスタがまずい?じゃぶじゃぶ洗ってスープで煮るべし!

*赤字はコストコ購入品

12月16日
朝:まぐろのたたき丼、みそ汁、ふろふき大根

冷凍庫の常備品、まぐろのたたきでカンタン丼。わさび醤油をパパッと混ぜて、炊きたてご飯に乗せるだけ。

かき混ぜる回数が少なくネバネバの処理がない分、納豆ご飯より手軽。しかも豪華で美味しい。

コストコなら500g1380円。わが家は、4回分に分けて食べるので、夫婦ふたり1回あたり350円弱。コストの点では納豆には負けるけれど、満足度とコストパフォーマンスははるかに高い。

昼:前日のミネストローネにバリラの豆パスタを入れたスパゲティ

なかなか食べないうちに賞味期限が切れてしまって、さらに味が劣化してしまった豆パスタ。

夫は、食べるから捨てるなと言い張るけれど、あと2食分、こんなまずいものを食べさせるのはしのびない。

そんなときに見つけた、土井喜晴先生のお言葉。

「家庭料理はおいしくなくてもいい」

「家にある材料は、いつも新鮮なものばかりではありません」

古くなった豆パスタを前にして葛藤している私には、まさに「天啓」。

そうか、毎回毎回、美味しいものを食べようと気合いを入れなくてもいいのか。私も一緒に、豆パスタを食べよう。そうすれば、1回で消費し終わる。

というわけで、前日のミネストローネの残りに、豆パスタを入れてスープ風パスタにすることに。

バリラの豆パスタは、他の豆パスタと違って、茹でた後洗わなくてもいいのだけど、美味しくない最大の原因は豆のアクと思われるため、できるだけたっぷりのお湯でアクを取りながらしっかり茹でて、茹で上がってから水洗い。トマトケチャップを足して温めたミネストローネの中に投入して、熱々になるまで加熱。豆パスタ特有のパサパサ感を和らげるため、仕上げにはオリーブオイルをたっぷりからめた。


さあ、がんばって消費するぞ!と、一口食べてみて、「あれ?美味しい?」

よく洗ったのがよかったのか、豆臭さが完全に消失。さらに、スープでしっかり煮たおかげか、麺もふっくらして、これはむしろ美味しい!?

夫も「この前(洗わず、ジェノベーゼソースをからめただけ)より、ずっと美味しい」と笑顔。

最初は、夫一人にまずいものを食べさせるのはかわいそうという気持ちで、私も食べることにしたのだけれど、美味しくてお代わりまでしてしまった。

こうして、「家庭料理はおいしくなくてもいい」という土井先生の言葉は、廃棄されていたかもしれない豆パスタを救ったばかりか、夫婦ふたりの1回分の食卓を満足できるものにしてくれたのだった。


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上記の土井先生の本は、「一汁一菜でよいという提案」です。パスタを茹でている間、圧力鍋で圧力がかかるまでの間、台所を離れられないけれどちょっと手が空く、そんなときにちょこちょこ読み返しています。





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