(過去記事:バラ肉に対する苦手意識を払拭してくれたコストコの三元豚)
わざわざブロック肉を買って煮豚を作るより、最初から薄切りなので味がしみるのが早く、スライスする手間もなく、超簡単。
急に昼ご飯にラーメンを食べたくなったとき、冷凍庫にストックしてあるバラ肉に水、醤油、みりんを加えてシャトルシェフ(保温調理器)で10分ほど加熱した後に保温すれば、1時間ほどでちゃんと味のしみた自家製チャーシューの出来上がり。ラーメンがグレードアップします。
そして先日、このバラ肉の新たなお手軽活用法を発見しました。
それは、「なんちゃって」酢豚。
実は私、この年になるまで一度も酢豚を作ったことがありませんでした。
胃腸が弱くて滅多に揚げ物をせず、最近では台所にサラダ油すら置いていないので、「豚肉を揚げる」というところからして、ハードルが高い。
したがって、なんちゃって酢豚も、最初から「酢豚を作ろう!」と思って作ったわけではなく、偶然の積み重ねの産物として生まれました。
最初のきっかけは、8月にコストコで初購入した「臨醐山(りんこさん)黒酢」で手羽元煮込みを作ったこと。
それまで手羽元とゆで卵をポン酢で煮込んだ料理を時々作っていましたが、ポン酢の代わりに黒酢を使ってみたら、びっくりするほどまろやかで美味しく仕上がりました。
色が悪いのが難点ですが、黒酢パワーでお肉がホロホロと柔らかくなり、ポン酢よりも数段上の出来映えに。
レシピによれば、手羽元を煮込んだ後の黒酢+しょうゆの液は、野菜炒めなどに使っても美味しいとのこと。
そこで、三元豚のバラ肉に片栗粉をまぶして焼いて、この残りの黒酢であんかけにしても美味しいかも?と思いつきました。
これがまた、びっくりするほど美味しくて、中華料理店で食べた「黒酢酢豚」のような味わい。
お肉に適度に厚みがあるので、噛みしめた時の歯ごたえ十分。焼き肉用にスライスされたお肉とは思えないほど。
片栗粉をまぶした後、弱火でじっくり片面ずつ焼いただけですが、バラ肉自身の脂で「揚げ焼き」のような状態になるのか、揚げなくても十分なコクがありました。
ならば、これで酢豚を作ってしまえ!というわけで、玉ネギとピーマンを足して酢豚っぽくしてみたら、本当に酢豚のような一品が出来てしまいました。
義母の絶品の酢豚(もちろん、ちゃんと揚げてある)を食べて育った夫ですら、「わざわざ豚肉を揚げて作ったのかと思った」と言うほど、本物っぽい仕上がりとなりました。
今回は冷蔵庫にある玉ネギとピーマンとしいたけだけで作りましたが、次はたけのこやにんじんも加えて、さらに「酢豚感」をアップさせるつもりです。
なお、豚肉は、冷凍庫から取り出した後、包んでいたラップの上でキッチンばさみを使ってチョキチョキ切れば、包丁やまな板を一切使う必要なし。洗うのはキッチンばさみだけで済みます。
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