原材料は、赤レンズ豆粉100%。
豆パスタは最近、高タンパク・低糖質食品として、世界的に人気を呼んでいます。
コストコにも去年秋から、米国のBanzaのひよこ豆パスタとイタリアのAtlanteのオーガニック豆パスタ(ひよこ豆、赤レンズ豆、グリーンピース、黄レンズ豆)が入荷していました。
ただ、BanzaもAtlanteも、小麦パスタの完全な代用品というわけではなく、やや豆っぽさを感じさせる仕上がり。「豆っぽい香り」が好きな夫は、特にグリーンピースのパスタが気に入ったようですが、私は逆に豆特有の青臭さを苦手に感じました。
この豆臭さを消すためか、調理法も普通のパスタとは異なり、茹でた後に一度水洗いするという工程が必要でした(過去記事:パスタなのに低糖質高タンパク!コストコの2種類の「豆パスタ」~より美味しく食べるコツをご紹介)。
が、今回のバリラの豆パスタは、水洗い不要とのこと。これは、豆特有の匂いが少ないがゆえに、水洗いが要らないということ?イタリアのトップブランドであるバリラの自信が垣間見えるようで、期待が高まります。
BanzaとAtlanteはショートタイプのパスタでしたが、バリラはロングタイプのスパゲッティ。
真っ赤な色が美しい。
日本語表記には訳されていませんが、パッケージの表示には、1食分のめやすが85g、1箱だいたい3食分と書いてあります。
1食85gに、1日のタンパク質所要量の43%に相当する21.3gのタンパク質が含まれるそう。豆の力、おそるべし。まさに、高タンパク低糖質です。
茹でていて気付いたのは、BanzaやAtlanteと違って、バリラの豆パスタはアクをすくう必要が全くないということ!
ただ、BanzaやAtlanteの豆パスタ同様、個人的には9分でも茹でたりないように感じてさらに2分ほど追加しました。アルデンテがお好みな方は、9分ぐらいでちょうどよいと思われるかもしれません。
本当の本当に、水洗いしなくても大丈夫なのか、おそるおそる茹でたてを1本味見してみましたが、びっくりするほど豆臭さがない!
小麦特有の甘みはないものの、豆っぽい青臭さは全く感じません。さすがバリラです。
でも、食感は、もっちりぷりぷりな小麦のパスタとは違って、噛むとプツプツする感じ。食感だけで言えば、Banzaの豆パスタにはもっちり感がありましたが、Banzaはタピオカ粉が加えられているので、豆100%の場合、小麦のようなもっちり感は出ないのかもしれません。
茹で上がった麺にオリーブオイルをやや多めにからませておくと、プツプツ感が若干和らぎました。食感に関しては、もう少し工夫することで改善の余地がありそうです。
今回は、わが家の冷凍庫常備品であるコストコのベビーホタテをオリーブオイルで焼き、さっとマリナラソースとからめたものをかけていただきました。
これまで食べた豆パスタの中では一番、パスタらしいパスタを食べた満足感が残りました。
また、普通の小麦のパスタだと消化器にずーんと負担がかかる感じで胃もたれしたり、食後に耐えがたい眠気に襲われたりするのですが、BanzaやAtlanteの豆パスタ同様、バリラの豆パスタもそういった症状は一切ありませんでした。
豆臭さがほぼ完全に除去されているので、トマトソースのようなしっかりした強い味付けにしなくても匂いが気にならず、ペペロンチーノにしたりジェノベーズソースと和えたりといった応用も広がりそう。
コストコでは、250g入り4パックが1,268円と、Amazonなどで売られている豆パスタやローカーボパスタに比べてはるかにお手頃な価格なのもうれしいポイント。
好きだけど食後にしんどくなるという理由で、ここ数年パスタを食べる機会がめっきり減っていましたが、このバリラの豆パスタのおかげで、久々にツナスパゲッティや納豆スパゲッティ、たらこスパゲッティなど、若い頃によく食べていた懐かしの味に再び出会えそうです。
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