大阪弁で言えば「家にいてよ週間」でしょうか。ちなみに、この「いてよ」は、「い」にアクセントを置く命令形の「いてよ」ではなく、大阪弁の「いてよ」（全部たいらにベターッと、やや長めに発音）です。
東京の人は、そういうスローガンもなんだかオシャレな響きにしちゃうんですね。
ロックダウンしかりオーバーシュートしかり、マスクまでオシャレでハイカラな小池さんには、横文字言葉がよく似合います。
あ、ハイカラって、今日ではもう死語でしょうか。クールでセクシーな、というのが今風？
ハイカラといえば、80歳超えの義母は、味の好みが驚くほどハイカラ。コンビーフが「母の味」という夫の言葉からも、そのハイカラぶりがうかがえます。
一方、私は、子ども時代にコンビーフを一度食べたような食べなかったような…程度の記憶しかありません。
コストコでは昔懐かしノザキのコンビーフ缶が4缶1,000円ちょっとで販売されており、「母の味」を懐かしむ夫の強い希望により、夫が料理するという約束で購入しました。
夫が作ったのは、コーンビーフポテトサラダ。
が、ノザキのコンビーフは、オーストラリアとニュージーランド産のビーフが原材料。オージービーフ特有の匂いが苦手な私は、ちょっと味見して「ごめんね、食べられない」。
しかも、私はそもそも、一般的に甘い味付けの料理が好みではなく、レシピに「砂糖」と書いてあっても無視する（そして、味のバランスがヘンテコになる）ことがほとんどなのですが、ノザキのコンビーフには砂糖が入っていました。好みのはずがありませんでした。
ちなみに、義母はよく、このノザキのコンビーフを牛乳とキャベツで煮込んだものを作っていて、夫いわく「とてもまずかった」。
その、まずい「母の味」を再現したいけれど、どんな味だったか思い出せないとのたまう夫よ、思い出してくれるな、作ってくれるな。
夫が作ってくれるものが「口に合わない」ときにほんのり恐ろしくなるのが、夫も私が作るものを「口に合わないな」と思いながら黙って食べているのだろうか、ということ。
私は率直に「おいしくない」「私は食べない（から、あなたが消費してね）」と言いますが、夫が自分から「おいしくない」と言ったことは、今までにあったかどうか記憶にないレベル。
私の父など、「こんなマズイもの食えるか！」と丼を壁に投げつけたりしていましたが、夫に限ってはそういうことは百万光年経っても起こりそうにない。なお、父が壁に投げつけた丼は、しょうゆとみりん（だけ）で煮たキャベツとごぼう天などの練り物を卵でとじてご飯に乗せた代物。疲れて家に帰ってきて、毎晩そんな丼が出てきたら、そりゃ壁に投げつけたくもなりますわな。
さて、いっぷう変わった味が好みの夫が作ったのがこちらのもの。
材料は全部、何から何までコストコ商品。
オートミールは、こちらのオーガニックオートミールを使いました。
1.6キロ近く入っていて、購入時は1,000円前後だった記憶があります。オーガニックでこのお値段ですから、コストコは本当にハイコスパ。
プルーンと生ハチミツ（参考記事：コストコ尼崎店で買い物～生ハチミツがコストコにもやって来た！ヤァヤァヤァ！）も、コストコならお安いので、惜しみなく投入できます。
特に生ハチミツをかけると、味も香りも格段によくなりますので、オススメです。
この「オートミールを（煮立たせずに）牛乳（豆乳）に浸しておく」というレシピ、私はてっきり、いっぷう変わった味が好きな夫がまた、いっぷう変わったものを作ったのだとばかり思っていましたが、調べてみたら「オーバーナイトオーツ」という名前の健康的な一品としてネットでさかんに紹介されていました。
みなさん、おしゃれなガラス瓶に入れたりして、おしゃれな仕上がり。
加熱する必要がないので、鍋を洗ったり電子レンジで吹きこぼれたりといった手間がかからないのもポイント。
コストコで大容量のオートミールを買ったものの、わが家のように、なかなか消費できなくて余らせてしまっているご家庭にも、オススメです。
話は変わりますが、先日、このブログで「コストコで買ったザッハトルテがたいしたことなかった！こんなのザッハトルテと認めない！」と息巻きました（過去記事：コストコでお買い物～ザッハトルテやスパゲッティタイプの豆パスタが新登場！）が、コストコ商品の詳しいレビューをアップされているmarronroyさんによると、チョコレートケーキ＆アプリコットの組み合わせのケーキ＝ザッハトルテ、だそう。というわけで、勉強して出直してくる必要があったのは、私の方でした。反省。
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